丸棒より切断した素材を900℃以上に加熱して、金型によって圧造加工した製品を熱間鍛造品と呼びます。
HOT FORGING PROCESS
熱間鍛造工程
熱間鍛造ボルト
1切断
素材の棒鋼を製品の大きさ(体積)に合わせて切断します。
2鍛造
加熱した素材を金属の金型に置き、圧力を加えて成形します。
3ショットブラスト
鍛造後、素材のスケールを取り除くためにショットブラスト処理を行います。
4裏取り・先取り
鍛造によって発生したバリを除去し、同時に足先の形状を切削にて整えます。
5ねじ下径絞り
転造圧力を加える前に最適な太さ(転造下径)に圧力を加えて絞り込みます。
6転造
丸ダイスにより両端から圧力を加え、精度の高いねじをもみ上げます。
7完成品
- 素材を加熱することにより、自由に変形できるのが特徴。
- 太径、長尺、特殊形状品に最適。