常温の鋼材(線材)を金型により、連続的に圧力を加え鋼材を塑性変形させ成型する加工方法です。

COLD HEADING PROCESS

冷間圧造工程

冷間圧造ボルト

1ヘディング

素材の線材を常温で高速自動圧造します。

場合によっては2.トリミング~4.ネジ下径絞りを同時に行います。

2トリミング

圧造直後の製品(丸頭)をご指定の形状(六角・四角等)にプレス機で打ち抜きます。

3先取り

ボルトの先端(足先)を切削にて加工し、形状を整えます。

4ねじ下径絞り

転造圧力を加える前に最適な太さ(転造下径)に圧力を加えて絞り込みます。

5ローリング

量の多い品物はローリング転造(平ダイス)によりねじをもみ上げます。

6完成品
  • 常温で素材に圧力を加えて製造されたボルト。
  • 連続自動機により大量生産が可能。
  • 熱間鍛造に比べ、寸法精度が高い。
  • コストも安く抑えられる。